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近年、国内では共同住宅などの高層化・耐震化の要求に対し、RC造建築構造物の柱や梁のせん断破壊を防ぐために高強度のせん断補強筋が多用されています。
当社は、せん断補強筋専用に成分設計した原料と、当社固有技術である熱間圧延材直接熱処理プロセス(New-EDプロセス)を活用して、高強度鉄筋で溶接閉鎖型を可能とするせん断補強筋の実用化に国内で初めて成功し、1991年の旧建設省大臣認定取得以降、多くの実績を重ねてきました。
今回開発したスミフープ用「六条リブ異形棒鋼」は、横節に加え材軸方向に六条のリブを有し、リブと節の外周が円形を維持した当社独自の形状により、従来品よりも直線加工性および曲げ加工性が向上しました。また、本年3月に国土交通省大臣認定を取得するとともに、(財)日本建築センターより設計施工に関する一般評定を取得しています。
なお、現在当社ではスミフープ用材料(線材)の製造を行い、スミフープ製品に必要な曲げ・溶接等の加工および製品販売は、当社が認定した加工メーカーが行っています。
以上
・スミフープは、住友電工スチールワイヤー株式会社の登録商標です。
【補足資料】
スミフープ用「六条リブ異形棒鋼」の主な仕様

高強度せん断補強筋「スミフープ」の特長
(1) 使用鉄筋量と組立作業量を削減 |
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普通鉄筋の約3倍の785N/mm2級の強度があり、使用鉄筋量および組立作業量を削減できます。 また、過密配筋が解消されることで部材品質が向上し、RC造建築構造物の高層化も可能となります。 |
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(2) 優れた施工性と部材耐震性能向上を実現 |
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溶接閉鎖型により、端部余長が不要となり施工性が向上します。また、コンクリートの拘束効果により部材耐震性能が向上します。 |
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(3) 合理的かつ経済的な設計が可能 |
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部材の終局せん断耐力の算定に最適な理論式を採用し、部材の耐力と安全余裕を正しく評価でき、合理的かつ経済的な設計が可能となります。 |
New-EDプロセスについて
熱間圧延工程で、温水と気体の気水混合流体を冷媒とし、線材の冷却速度をコントロールすることにより、金属組織の制御を行う技術。
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