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日本企業初! 中国において光ファイバ母材の量産を開始

2010年9月22日

住友電気工業株式会社

 住友電気工業株式会社は、中国の光ファイバ・ケーブル大手である富通集団有限公司(中国・浙江省杭州市、董事長 王建沂、以下 富通集団)と合弁で設立した富通住電光繊(杭州)有限公司(中国・浙江省杭州市、董事長 田中茂、以下 SFF社)において、光ファイバ母材の量産を開始しました。日本企業が中国において光ファイバ母材を量産するのは初となります。

開業式の模様 現在中国では、ブロードバンド利用者の拡大、上海万博などの大規模イベント開催等により、情報インフラの整備が急速に進み、世界最大の光ファイバ需要国となっています。更に、2011年頃よりFTTx市場も急速に立ち上がっていくものと予想され、中国における光ファイバの需要は今後も堅調に伸びていくものと見込まれています。

 

 当社は、2008年10月に富通集団と合弁事業契約を締結し、これまで光ファイバ関連の製造合弁会社を4社設立しました。(*1)
 そのうち、母材・光ファイバ製造会社のSFF社は、中国における当社初の光ファイバ母材製造拠点です。当社は、SFF社に最先端の技術と最新鋭の設備を導入し、このたび光ファイバ母材の量産を開始しました。今後SFF社は、光ファイバ母材を中国国内の富通集団との合弁各社に供給していくと共に、光ファイバ母材より線引きした光ファイバを中国全土の光ケーブルメーカーへ販売していきます。

 

 SFF社では、昨日9月21日に現地にて開業式を執り行いました。開業式は、政府・市の関係者、工場の施工関係者、富通集団の王建沂 董事長、当社からは社長 松本正義、専務取締役 田中茂及び工場関係者など約140名が出席して執り行われました。
 今後、当社と富通集団は、当社の母材製造を含む高度な技術力と富通集団の強い販売力を融合させることにより、中国市場でのトップシェア、さらには光ファイバ・ケーブル業界のトップリーダーを目指して参ります。

 

SFF社の概要

商号 富通住電光繊(杭州)有限公司
(英文社名:Hangzhou SEI-Futong Optical Fiber Co., Ltd.)
所在地 中国浙江省杭州市
董事長 田中 茂
資本金 30百万米ドル
出資構成 住友電工51% 富通集団49%
事業内容 光ファイバ・母材の製造
設立時期 2008年11月
操業開始 2010年9月
従業員数 140名

 

以上

 

(*1) 浙江省杭州市に光母材・光ファイバ製造会社「富通住電光繊(杭州)有限公司」、四川省成都市に光ファイバ・ケーブル製造会社「富通住電光纜(成都)有限公司」、香港に持株会社「住電富通(香港)控股有限公司」、天津市に光ケーブル製造会社「富通住電特種光纜(天津)有限公司」を設立。なお、富通住電特種光纜(天津)有限公司では、テープスロット型光ケーブルの量産も行う予定。

 

【参考資料】

富通集団有限公司の概要

商号 富通集団有限公司
所在地 中国浙江省杭州市
董事長 王建沂
資本金 208百万人民元(約33億円)
出資構成 王董事長 80%、他2社 各10%
事業内容 光ファイバ・ケーブル製造・販売
設立 1994年
従業員数 約1,300人(浙江省杭州地区)

 

富通集団との合弁事業 出資構成

富通集団との合弁事業 出資構成

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