住友電工ホームへサイトマップお問い合わせ
製品情報会社案内プレスリリース株主・投資家情報研究開発CSR活動

プレスリリース 2008年

Home > プレスリリース > 2008年 > 2月6日

8.5Gbit/sファイバチャネルに対応したSFP+ 光トランシーバの販売を開始

2008年2月6日
住友電気工業株式会社

 住友電気工業株式会社は、8.5Gbit/s ファイバチャネルに対応したSFP+(エス・エフ・ピー・プラス)(*1)光トランシーバ「SPP5100/5101シリーズ」を開発し、2008年2月より販売を開始します。

8GFC対応SFP+

 ファイバチャネルとは、ハードディスク装置やテープ装置といったストレージ機器とサーバ群の間の高速ネットワークであるSAN(Storage Area Network)のデータ転送方式の一つで、装置及び端末間の接続には同軸ケーブルと光ファイバが用いられています。

 現在、ファイバチャネルの伝送速度は、2Gbit/sから4Gbit/sへの高速化が完了し、次世代規格として8.5Gbit/sファイバチャネル(8GFC)が標準化されており、今後の8GFCの普及に伴い装置及び端末間の通信帯域の拡大が必要となっています。

 当社は、このような市場の要求に応え、8GFC対応のSFP+トランシーバを開発し、販売を開始しました。

 

 SPP5100/5101シリーズは、8GFC規格に準拠した全ての光インターフェースに対応しており、マルチモード・ファイバ対応のSPP5100/5101SX (150m)、シングルモード・ファイバ対応のSPP5100/5101MX (1.4km)、SPP5100/5101LX (10km)の3品種をラインアップしています。なお、SPP5100シリーズは環境を考慮したRoHS6(*2)に対応した設計としています。

 本製品の主な特長は以下の通りです。

1.SFP+ のMSA(*3)に準拠

SFP+は、プラグインで簡単に着脱できる小型高速光トランシーバで、SFF Committee(*4)でSFF-8431(*5)として標準化(MSA)されており、既存の1 Gbit/s、2 Gbit/s、4Gbit/sファイバチャネルで使用されているSFP光トランシーバとも互換性があります。この、SFP+光トランシーバ・フォームファクターの採用により、ポート密度を下げることなく、装置及び端末間のデータ伝送速度の高速化を実現しました。

2.FC-PI-4規格に準拠
SPP5100/5101シリーズは、ファイバチャネルの標準規格であるFC-PI-4規格に準拠しており、マルチレート動作設計の採用により2Gbit/sおよび4Gbit/sのファイバチャネル機器でも使用が可能です。
3.低消費電力
電子回路構成の見直し、最新プロセス集積回路の採用、自社製FP-LD(*6)、DFB-LD(*7)を用いたトランスミッター光サブアッセンブリの開発により業界トップレベルの低消費電力を実現しました。XFP型(*8)10Gbit/s 光トランシーバ対比で約30%の消費電力を実現しました。

 なお、SPP5100/5101シリーズは、2月26日(火)~28日(木)に米国サンディエゴで開催される「OFC/NFOEC(*9) 2008」の当社グループ会社、エクセライトコミュニケーション(ExceLight communication)ブース(#2135)にて展示致します。

 

以上

 

  ■SFP+光トランシーバ「SPP5100/5101シリーズ」 ラインアップ
  (1) SPP5100/5101SX (FC-PI-4準拠 VCSEL 850nm MMF 150m)
  (2) SPP5100/5101MX (FC-PI-4準拠 FP-LD 1310nm SMF 1.4km)
  (3) SPP5100/5101LX (FP-PI-4準拠 DFB-LD 1310nm SMF 10km)
  ※ SPP5100シリーズはRoHS 6対応製品

 

 

■用語解説

※1 SFP+
8.5 and 10 Gbit/sec Small Form Factor Pluggable modules

※2 RoHS6
EU(欧州連合)が2006 年7 月1 日に施行した有害物質規制。電気電子機器への特定有害物質(6物質:Pb(鉛)、Cd(カドミウム)、Cr6+化合物(6 価クロム化合物)、Hg(水銀)、PBB(ポリブロムビフェニル)、PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル))を一定量以上含有した電気製品をヨーロッパ(EU)内で発売することを禁止するもの

※3 MSA
Multi-source Agreementの略。 製品のパッケージサイズ、ピン配置を初めとするスペックを複数のベンダ/ユーザ間で共通化することで、製品の安定した供給体制を確立する手法。

※4 SFF Committee
ストレージデバイスの業界団体。標準化機関への提案活動を行なっている。

※5 SFF-8431
Specifications for Enhanced 8.5 and 10 Gigabit Small Form Factor Pluggable Module “SFP+”,SFF Comittee

※6 FP-LD
Fabry-Perot Laser Diode

※7 DFB-LD
Distributed FeedBack Laser Diode

※8 XFP型
10Gbit/s小型光トランシーバの業界標準規格の一つ。

※9 OFC/NFOEC
Optical Fiber Communications Conference and the National Fiber Optic Engineers Conference

 

ページトップへ

(C) 2011 Sumitomo Electric Industries, Ltd.
サイトのご利用にあたって個人情報保護方針